断熱を考える③ 水蒸気~アロハ!ラウレアホームのイロハ~【MISAKO】

こんにちは。富永です。
さて、「ラウレアホームが考える、断熱のあり方。」
今回で完結です。最後は、水蒸気と断熱について。
水蒸気は人には欠かせないが、快適空間を作りには、制御するべきものでした。
そこで、どのように断熱材を施工すべきか。

予期せぬ動きをさせない

水蒸気は均等に拡散する性質があります。
空気があるところに均一に広がる、ということです。
そのため、計画した換気以外の動きをしないように制御する必要があります。
水蒸気を制御するために、空気の動きを制御します。
つまり、決まったところ以外の隙間を作らないこと。
隙間には空気が入り、水蒸気が入ります。
【断熱材の施工の注意点】
・間を空けない
・構造材・床材との間に隙間を作らない
・経年してもズレていかない

内側から侵入させない

家の中の水蒸気が、構造材、金具、断熱材に接しないようにします。
特に、水回りはどうしても注意しなければいけません。
もちろん、ユニットバス(天井なし)の周囲の壁にも。
ユニットバスはメーカー指定施工者様が施工中に、待機していた大工が防湿シート施工します。
(一時的に組み立てを中断していただいて、お手間をかけてしまいますが)
防湿シートと断熱材をばらばらに考えることで、細部まで防湿シートを施工し、
家の内側をしっかりと包むことができます。
どうしても譲れない、重要ポイントです。

外からの湿気を入れない

夏には、空気の湿度があがります。
宇都宮市も、6~9月は平均相対湿度が75%を超えます。
外壁と断熱材から、屋根の内部を通り、棟から排気されるように空気層を設けています。
熱い空気は上に上がっていきます。
ガルバリウムの黒い屋根にすることで、屋根の上の温度が上がり、より上昇気流が発生しやすい環境をつくります。
外の湿気を多く含む外気を、留まらせないことで夏型結露を防ぎます。

最終確認は気密測定で

お引渡し前、(お施主様がお住まいになる状態になってから)気密測定をします。
想定していない空気の流れ(=水蒸気の流れ)がないことを確認します。
宇都宮で注文住宅ならラウレアホーム
大切なお家を守るためには、手間と時間がかかります。
しっかりと断熱材に仕事をさせる環境を整えて、快適空間をつくっていきます。
ぜひ一度、構造見学会でご覧いただければ幸いです。
断熱材がキッチリと施工されている状態をご確認ください。
(宇都宮で新築・注文住宅ならラウレアホームへ)
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有限会社 ラウレアホーム
〒329-1106 栃木県宇都宮市上大塚町145-20
TEL 028-672-0683

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