ヒートショック死亡事故ゼロ・キャンペーン【社長ブログ】

またこの季節がやってきました。早朝深夜に救急車のサイレン音が増える時期。
寒さによるヒートショック死亡事故が激増する季節。真冬の到来です。
今日も雪が降るのでは?と思うくらい外は寒い1日でした。
 

自動車による死亡事故は毎年減少傾向にあり、これは車の安全に関する技術が著しく向上した御蔭だそうです。エアバッグは標準装備が当たり前。去年弊社で新車購入の軽トラックに人を検知し自動でブレーキを踏んでくれる装置が付いていました。

今販売されている新車の殆どにアクセルとブレーキを踏み間違えても自動ブレーキ機能が装備され、急発進し壁に激突するような事故が激減しているそうです。

車の「人の命を守る」という安全に対する進歩は凄いです。

 

なのに、家の中で寒さで死んでしまう人は増えるばかり。
外ではありません。家の中で「寒さ」で死んでしまうのです。
 
ヒートショック=温度差と考えがちですが、暖かい温度差ならヒートショック事故は起こりません。
どの場所でそれが起こりやすいかと言うと、圧倒的に多いのが「お風呂」つぎに「脱衣所」「トイレ」と続きます。
歳を重ねる程、そのリスクは増していくのは身体機能の衰えが原因なのは言うまでもありません。
そこに高血圧等の疾患があれば更に危険になってきます。
どうして車の事故は減ってるのにヒートショック事故は減らないのでしょうか。
それは
 

車で言う安全装置

 
家の場合、暖房器具による暖房が標準装備されていないんですね。
今年のヒートショックによる全国死亡者数は20,000人を超えるのではないか?と言われています。
暖房つけても家が暖まらないから暖房しない。我慢する。
 
光熱費、電気代・ガス代が値上がりして大変なので暖房を止める。
その気持ちもわからなくもないですが、死んでしまったら元も子もありません。
 
エネルギーが逼迫しているので暖房を切ったり温度を下げましょう、という政府に僕は反対です。
そうならないように先手を打って対策するのが政治家の仕事です。
 

人もペットも暖かい家で長生きする権利があります。

とは言え、「積極的に暖房しても全く暖まらない・・・」
古い家で残念ながら断熱性能が悪いのであれば、断熱改修をお勧めしたいですし、断熱改修をできない事情があったとしても暖房はケチらないで欲しい。本当にそう思います。
 
新築なのに暖かくない。それは寒い地域から仕方ない。そう思っている人が凄く多いと聞き驚きました。ちゃんと家を造る事ができれば、エアコン1台で半袖・短パンで暮らせるのですが、体感した事がない人からは眉唾な話になります。床暖房も蓄熱暖房機も要らないのです。
 
ここで、ラウレアホームのモデルハウス1(という名の自邸)で取れたデータをご紹介します。
 
11/26 朝6時30
 
・外気温 10.3℃相対湿度(湿度計が示す湿度)81%
 
・リビング24.9℃相対湿度47%
 
・トイレ23.8℃相対湿度50%
 
稼働エアコン6帖用2.2kw1台+自動給水気化式エコラクルⅡ稼働(僕の特許製品です)
 
空気は暖めると乾燥するので加湿をしなければ 10.3℃、湿度81%の空気は
 
リビングで24.9℃に暖められると湿度は32%になります。
 
32%から47%に増加した湿度=
 

自動給水加湿器で家を加湿できた効果です

 
夏の湿度が不快なのは体感温度が上がるから
これが冬ならめちゃめちゃあったかいって話
 

半袖・短パン暮らしが可能になります

 
これ、できちゃうんです。ラウレアホームの技術なら。
 
 
 
夏に沢山、咲いて楽しませてくれた鉢植えのハイビスカス。室内に入れているのですが、12/3に
沢山花芽が出ている事が確認できました。
 
ラウレアホームのOB様からは、ブルーベリーの花が咲きましたと嬉しい写真メールが届きます。
 

季節感のない家の中。トイレも脱衣所もヒートショックとは無縁の世界です。そもそもエアコン1台(厳寒季・坪数によっては場合もう一台数日間稼働します)で充分暖かいのですから、節電しなくて良い家です。
 
話は表題の件に戻りますが、暖房はケチらず長生きしてください。寒さによって亡くなってしまうのも悲しい事ですが、大きな障害を負ってしまうのも本人だけでなく家族が辛いです。
 
近々、断熱リフォーム向けに手厚い補助金制度がスタートします。
次回のブログでご紹介しますので、良かったら読んでみてくださいね。
 

有限会社 ラウレアホーム
〒329-1106 栃木県宇都宮市上大塚町145-20
TEL 028-672-0683

岡野 孝祐
代表取締役
会社案内「代表挨拶」をご覧ください

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