「家は高くなったから買わない」その選択、90歳の自分はどう思うだろう
2026年
あけましておめでとうございます。
今年もブログの方もよろしくお願いします。
寒くなりましたね。今朝(1/8)の外気温は-3℃でした。冬本番です。
それでもラウレア自慢の自宅に住んでる私は朝、布団から出るのも楽勝。
素足で快適に暮らしています。
毎年冬になると、
「家の中でどう過ごせるか」が、
思っている以上に心と体に影響することを感じます。

お正月、妻と伊豆高原に泊まりに行きました。
とある人気の宿だったのですが、
クチコミ通り景色も素晴らしく、料理も本当に美味しい。鯛の炊き込みご飯は絶品でした。

非日常を味わうには、申し分のない場所。ただ、ちょっとだけ残念だったことがあります。
先ず部屋が今時珍しい「喫煙可」だったのです。予約サイトにはその項目が無かった・・・
時期的に満室で、他に替えてもらう訳にもいかず。染み付いたヤニ臭い部屋で寝ることに(T_T)
匂いもそうですが、
それ以上に気になったのは「寒さ」でした。
窓は単板ガラス。
壁際に寄せられたベッドは、顔がとても冷たい。
部屋の中心と、壁際・窓際では、同じ室内とは思えない体感温度の差がありました。
エアコンはついている。部屋の中心、テーブル付近にいれば暖かい。
でも、どこか落ち着かない。
「泊まるだけだから仕方ない」「文句言わないで楽しもう」
そう思えば、それまでの話かもしれません。でもこの時、ふと感じたんです。
これが“毎日の住環境”だったら、どうだろう?
「家は高くなったから、もう買わない」という人へ
最近よく耳にします。
- 家は高くなったから買わない
- 住宅ローンを組むくらいなら賃貸でいい
- 家賃の方が気楽で安い
本当に、そうでしょうか。
数字で見てみます。
総務省の住宅・土地統計調査や不動産ポータルサイトの平均データを見ると、そこそこ都心部またはその近郊で家族で無理なく住める賃貸の家賃は、月12〜15万円が一般的です。
仮に月13万円とすると、
- 年間:13万円 × 12ヶ月 = 156万円
- 30年:156万円 × 30年 = 4,680万円
- 60年:156万円 × 60年 = 9,360万円
90歳、100歳まで生きるとしたら、
9,000万円〜1億円近い家賃を
生涯にわたって支払う計算になります。
また、これらに更新料や駐車場代は入っていません。
しかも、
- 資産は残らない
- 修繕や性能向上は最低限
- 住み替えのたびに初期費用が必要
これは、感情論ではなく、数字が示す現実です。
お金の損得だけで考えないでほしい理由
持ち家には、
賃貸にはない大きな仕組みがあります。
それが団体信用生命保険です。
もし、万が一のことがあった時、
住宅ローンは完済され、
家族には「家」という器が残ります。
住む場所を失わずに済む。
これは、お金以上に大きな安心だと思っています。
賃貸物件は、誰のための家ですか?
もう一つ、大切な話をします。
賃貸物件は、誰のものですか?
答えは、その物件のオーナーのものです。
毎年100万円以上の家賃を払っていても、オーナーから感謝されたことはありますか?
そもそも、
会ったことすらない方がほとんどでしょう。
賃貸住宅は、
オーナーの投資目的のための建物です。
だから、
- 窓は最低限
- 断熱も最低限
- 快適性よりコスト優先
冒頭の伊豆高原の部屋と、
本質は同じです。
家を建てる=実家をつくること
「家を建てるって、実家をつくることだよね」
そう言う人がいます。本当に、その通りだと思います。
賃貸アパートのことを「実家」とは言いませんよね。
帰る場所。家族が集まる場所。思い出が積み重なる場所。
それが、家です。
「借金は嫌だ」と言っていられるのは、いつまで?
家を建てるのに借金は嫌だ。
持ち家より賃貸がいい。そう言っていられるのも、正直、45歳くらいまでです。
なぜなら、
住宅ローンには年齢と返済期間の制限があるからです。
借りられる時に、借りて建てないと、その先は選択肢が一気に減ります。
結果として、
生涯賃貸暮らしになる人も少なくありません。
実は本気になれない人にこそ、聞いてほしい話
「家を建てたい気持ちはあるけど、踏み切れない」
そんな方にこそ、
ものさし塾を聞いてほしいと思っています。
売り込みはしません。夢を煽る話もしません。
- 何にお金を払っているのか
- どこを見て家を判断するのか
- 賃貸と持ち家の本当の違い
判断するための
“ものさし”を持ってもらう場です。
最後に
賃貸は、家賃が一生続きます。その家は、あなたのものではありません。
どれだけ大切に暮らしても、退去の日が来れば、元に戻して出ていく場所です。
賃貸物件は、オーナーの資産形成のための家です。
あなたと、あなたの家族の人生は、
その「投資物件の中」で
ずっと過ごす必要があるのでしょうか。
老後、「ここが自分の居場所だ」と
胸を張って言える家は、どこでしょう。
子どもにとって
「帰れる場所」になるのは、どこでしょう。
賃貸物件は、誰の人生のための家ですか?
そして、あなたは誰のために、毎月の家賃を払い続けますか?

【著者情報】

有限会社 ラウレアホーム
代表取締役 岡野孝祐
一級建築士 ・宅地建物取引士・ VOC測定士 ・第二種電気工事士
一年中半袖で快適に暮らせる「天井の無いお風呂がある家」を造っています
メディア:「となりのスゴイ家」出演
壁断熱工法・屋根断熱工法・自動給水加湿器・3つの特許を取得
趣味:サーフィン・海外旅行・登山・写真・動画編集


