ガウディ建築探訪2019サグラダファミリア編ー1

11月4日~10日まで、休暇をいただきスペインに行って来ました
目的は大好きな建築家「アントニオガウディのモデルニスモ建築」を探訪する為です
普段、プライベートでサーフィンや飲みにいく親友に話したら一緒に行きたいというので
半年前にドイツ・フランクフルト経由で安く行ける便を見つけ、個人旅行という形で計画しました
12時間半のフライト(JAL便)で一度フランクフルトへ。空港近くの宿に一泊しました
フランクフルトの朝晩は気温5℃~10℃で寒かったですが、室内はチェックインした瞬間から暖かく
ちゃんと基礎暖房ができいてヒートショック事故防止に真剣に向き合ってると思いました
天窓が付いていたので、屋根断熱材厚さが想像できるのですが25センチはありましたね

ベッドで一晩ぐっすり眠って、翌日(フルトハンザ航空で)バルセロナへ
スペイン・バルセロナはやっぱり遠い!はるばるやって来た感たっぷりです
フランクフルトからは緯度が随分と南に移動しますので、外は暖かく日中は半袖で過ごせる気候で快適
バルセロナ市内のホテルにチェックインしたのは夕方になってしまった為、部屋の照明を点けて窓に映るのはこちらもアパートメント式宿のリビング。外はうっすら見えてる感じ。荷物を整理したりしていて何気なく外を見ると・・・・
ん?何だあの巨大な煙突みたいなの?とテラス窓を開けたら

えええええー

サグラダファミリアが目の前に!

友人と2人で大興奮!(笑)一瞬大声を出してしまい反省・・・・
予約サイトで屋上テラスから見えるってのは知ってたけど、部屋からオーシャンビューならぬサグラダファミリアビューになってたのは予想外
ツイてるというか、凄すぎるサプライズ。このホテルに4泊するのでコレを5日間喫できる事になるのです
世界遺産。しかもあのガウディが設計したサグラダファミリア独り占め。夢なら醒めないでと(笑)
翌朝、屋上にあるテラスからの景色はこんな感じ。アウトドアリビングも揃えられ、プライベート感たっぷりの空間でした


テラスで写真撮影を楽しんだ後、入館チケット時刻に間に合うよう外へ。と言ってもホテルから徒歩5分で到着です♪
前回(6年前)は塔に上がれるエレベーターのオプションを取れず少し残念でしたが今回はバッチリ、上から見ることもできます
生誕のファサード側から優先チケットでゲートを通過します。テロ防止の為でしょう空港税関並みのセキュリティーチェックを受け中に入り。最近デモが多発しているバルセロナ・カタルーニャですが滞在中は特に何もなく平穏でした
サグラダファミリアはアントニオガウディが設計したキリストの教会です。ガウディは43年間に渡ってこの教会の建築に専念しますが
どんな建築家でも果たすことができなかった「完璧な教会」を造る夢に向かって力を注ぎます。未完成のメインの塔を中央に、地下礼拝堂、森をイメージした大きな吹き抜けの教会内部、回廊、建設の要になる工房、それらを包むように塔が立ち並び
教会正面は聖母マリアの受胎告知や生命の樹といったイエスの輝ける時代を彫刻で描いた生誕のファサード、対して反対側正面は一切装飾のない悲しいイメージで最後の晩餐、十字架に磔にされる受難のファサードで構成され
設計図ではとても読み取れないと思われる複雑な工作物の集合体となっています。バルセロナ一番の高さを目指した塔も、自然界をリスペクトし、郊外にあるモンジュイックの丘の高さは超えない等、ガウディの理念が込められています。
先ずは外部、生誕のファサードから
2度目とはいえやはり息を飲む圧倒的存在感

遠くからですとゴチャゴチャしていて良く解りませんが
寄ってみると


聖母マリアを始め、幼少期のイエスキリスト、生命の樹、イエスの生誕を告げる天使、受胎告知のシーンや装飾の草花、聖体のシンボル・白いペリカンが見えて来ます。もう首を直角に曲げ真上を見上げて眺める距離でないと良く解らないくらい縦方向に「遠い」のです。それだけ置かれてる位置が高いのですね。写真は遠くから撮影しトリミングしたものです

長文になりそうなので、サグラダファミリア編ー1はこの辺にしたいと思いますが
最後の写真、手のひらに目があります。これはもしや!フリーメ○○ン!
信じるか信じないかは貴方次第・・・
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