省エネ住宅の言葉にご注意ください

おはようございます。今朝6時の宇都宮の気温、18℃でした。
早起きなので5時過ぎに着替えて外に出てみましたが肌寒い・・・
また新しい台風も接近してきて、季節の変わり目といった感じです。
そろそろ暖房のスイッチが入る頃かも知れませんね。
朝方の外気温は18℃でも暖房なしで24℃ある自宅は○○による蓄熱効果があるという事。
構造見学会で見られる秘密が隠れてますが、エコでco2削減にもなり、

ゴミ排出量も減る

という優れてた蓄熱手法。その名も

室内壁エンタルピー蓄熱

これを施した家はすこぶる暖冷房効果が向上します。
なんで冷暖房でなく暖冷房?わざと入れ替えて書いているのは、この日本で暮らす上で
冷房よりも暖房の方が大事だからです。
毎年、1万8千人が冬の家の温度差「ヒートショック事故」で亡くなっています。
省エネ住宅という言葉は、家の性能を語る上でとても重要ですが、
間違った認識を持ってしまうととても危険な方へ行ってしまいます。
省エネ=エネルギーの意味とも捉えられるので、寒さを我慢してエネルギーを使わない事もそうであると勘違いをした場合。
エアコンを止めて厚着をしたり、羽毛布団や厚い毛布を沢山かけて寝る、といった

我慢する事で省エネ化

をしてしまう人もいます。せっかく性能の良い家を建てたのに、結局寒い暮らしに戻ってしまう。
エネルギー馬鹿食いになる寒い性能の家は論外ですが、高気密高断熱で換気もしっかりできる家を手に入れたのなら、
寒い家よりも確実にエネルギーロスが少ないのですからケチらず暖房して欲しいと思っています。
良く、見学会等にいらっしゃるお客様に「電気代(光熱費)はどのくらいですか?」と聞かれますが
トータルの電気料金をお伝えしてもあまり意味がないかな?と思っています。
なぜなら光熱費の総金額には家庭それぞれの白物家電や趣味に使う家電、それらの数も全く違うからです。
電気オーブンで料理を沢山する方、消費電力の多い大型パネルのTVやプレステ、自作PCがある家とそうでない家は全然変わってしまいます。
比較できるところといえば、先程申しました「暖冷房費」に他ならないと思っています。
35坪程度の2階建て住宅、各部屋温度差は2℃以内という条件であれば家族構成はあまり関係ないので2人でも4人でも同じです。
省エネ住宅と呼べるこの年間暖冷房費の目安
年間4万円~5万円
これは、空調機(種類は何にしても)の間欠運転ではなく通年

どの部屋も24℃~26℃で快適

で暮らしてこの金額、という事です。
省エネ住宅を造るラウレアホームですから、Ua値(外皮平均熱貫流率)はもちろん、C値(相当隙間面積)まで徹底的に突き詰めての家造り。
でも、あまり「省エネ・省エネ」と言ってしまうとお客様が「我慢して省エネ=お財布に優しい」をしてしまう恐れがあります。
高気密高断熱+水蒸気の防湿+エンタルピー蓄熱+地中熱利用熱交換換気システム
これらの組み合わせと、それ以上に大事なのが

間取り

です。どこに暖冷房器具が設置されているか?
最低限、脱衣所とお風呂に暖かい風が行き届くように暖房機器を設置しましょう。
なぜなら家の中で一番暖かくしなくてはいけない場所だからです。

【宇都宮で新築するならラウレアホーム】
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