2013 海外研修ドイツ編【パッシブハウス研修】

ドイツ・パッシブハウス
何だかとっても高性能なイメージの響きです。
webを閲覧して調べても良い事ばかり書いてある。自分達が建ててる家よりそんなに凄いの?
結構な額を払って視察に行ける「パッシブハウスツアー」もあるのですが、それって絶対
「良いですね」「凄いですね」のイエスマンになるのは目に見えています。
公平な目線で実際に見たい。「じゃあ行くか!」で行っちゃうのが百年の家project
僕もメンバーなので誘って貰って行く訳で。これが今回のスペイン・ドイツ視察の要。
朝、現地日本人ガイド(ますみさん)の方に案内していただき、フランクフルトのパッシブハウス協会へ
いきなり建物を見るのではなくラボのような研究所で先ずは座学でスタート

日本を離れ、遠くドイツで最先端と言われるパッシブハウスを学べる訳です。もうワクワクします。
メンバー全員、こんな感じでちゃんと勉強。通訳のますみさんは建築家ではないので、上手く伝わらない質問も
あったりしますがkw(キロワット)やCal(カロリー)といったエネルギー量の単位は一緒なので、説明が
理解できます。なかなか凄い断熱を使い、窓サッシもこの当時は日本の先を行っている印象を受けました。

こんな感じで勉強会。右上の女性がドイツ人と結婚され現地の通訳ガイドとして働くますみさん。
彼女のお陰で本当に沢山の事を勉強する事ができました。
座学の後はラボで熱交換システムやサッシの断面モックを見学。
(諸事情により写真は割愛させていただきます(^o^;))
研究所の方に送迎していただき、パッシブハウス実棟へ

ドイツは「原子力発電撤廃」発言をしたので、自立循環型の家を本気でやってました。
太陽光発電の標準設置は当たり前。今(2018年)では日本でも浸透してきた「外皮計算」を
先駆けてやっています。壁や屋根の断熱も比べ物にならないくらい厚いし、
サッシが全く違います。トリプルガラスの内付窓。日本では半外付サッシが多いので
このようにサッシが入り込む外観デザインには通常なりません。
室内の写真は「社内秘」を約束されてますのでここに掲載できずすみません・・・
集合住宅にも行きました。

食生活、ライフスタイルも日本人とは違うのですが
キッチンやレンジフードにぶっ飛びます(汗)
この辺を見て、今の僕の家造りにフィードバックがあります。
屋上は緑化をしていました。co2削減にも積極的に取り組んでいるのが分かります

こんな感じで2日間、パッシブハウスを沢山見せていただき
ドイツのエネルギー事情、住宅の性能、デザインを学びノートに書き取ります
で?結局パッシブハウスってどうなの???
なのですが、ここで書けない主観と感想があったりしまして(^^;)
家づくりを考え、ご縁があった方にのみお話をしています。
ただ、このドイツ・フランクフルト・デュッセルドルフでの研修が、僕の家造りを大きく
変えた事は紛れもない事実です。

有限会社 ラウレアホーム
〒329-1106 栃木県宇都宮市上大塚町145-20
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岡野 孝祐
代表取締役
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