高断熱住宅なのにエアコンが効かない!? 原因は「●●」だった
こんにちは、ラウレア社長です。
最近、ブログやSNSでよく聞くのが
「せっかく高断熱の家を建てたのに、なんだかエアコンが効かない…」
という声。
「高断熱って言ってたのに」
そんなふうに感じてしまうのって、本当に悲しいことですよね。
でも、実はこれ、断熱性能が悪いからじゃないんです。もっと別の理由があるんです。
実は、エアコンが効かないのは「設置場所」と「使い方」にも問題あり!
ラウレアホームでは、6帖用のエアコン1台(坪数によっては2台)で家中を快適にできる家づくりをしています。
「え?1台で本当に快適になるの?」
とよく驚かれますが、それは単に高性能なエアコンを使っているからではありません。
ポイントは、
・空気の流れを計算した設計
・断熱・気密・換気の三位一体設計
そして
施工精度の高さ
この3つがそろっているからこそ、エアコンが本来の力を発揮できるんです。
実は「リビングに大きなエアコン」は時代遅れ!?
例えばよくあるのが「リビングに大型エアコンをつければ安心」という考え方。
でも、実はこれ、今の規格の住宅ではなく一世代前の考え方。
空気って、冷やすと下に、暖めると上に動きますよね。熱気球が上昇するのと同じ理屈です。
ということは——
冷房用のエアコンは高い場所に、
暖房用のエアコンは低い位置につけるのが理にかなっているんです。
ラウレアの家でも、実際は上下階に1台ずつつけて、夏と冬で使い分けしています。(実質1台稼働ということ)
消費エネルギーは1台分。これが「エアコン1台で快適」という理由なんですね。
エアコンは“除湿”がカギ!室外機から出てくるドレン水はただの排水じゃない
ちなみに、エアコンが涼しく感じるのって「除湿」の効果が大きいんです。
あの、ドレンホースから出る水。あれ、実は…
部屋の空気中の水蒸気=湿気を外に出しているんです!
除湿されると、体感温度がグッと下がります。だからこそ、気密性能が悪いと外から湿気が入り、
せっかく除湿しても台無しなんです。
高性能なエアコンより、正しい“設置と施工”が大事!
高性能な機種を選ぶのも大切かもしれませんが、
どこにつけるか、どう施工するか、の方が何倍も重要です。
特に、
・冷媒管の接続
・真空引きの丁寧さ
・スリーブ貫通と気密処理
ここをおろそかにすると、
どんなに高価なエアコンを選んでも「涼しくならない・壊れる・電気代が高い」という残念な結果に…。
C値(気密性能)も超重要。0.36以下がひとつの目安です
家の中の湿気をしっかり排出して快適に保つためには、気密性能がとても大切。
その指標となるのがC値(隙間相当面積)。
ラウレアホームでは平均 C値=0.15㎠/㎡ という、超高気密を実現しています。
詳しくは、動画で!
今回の内容は、
YouTube「ラウレア社長の家づくり相談室」で、Q&A形式でわかりやすく解説しています。
エアコンの選び方じゃなく、
「暮らし方×性能×設計」のトータルで考えるべき理由。
目からウロコの話、たくさん詰め込みました。
ぜひ、動画でチェックしてみてください!
【プロに聞いた】高断熱住宅なのにエアコンが効かない!? 原因は●●だった

【著者情報】

有限会社 ラウレアホーム
代表取締役 岡野孝祐
一級建築士 ・宅地建物取引士・ VOC測定士 ・第二種電気工事士
一年中半袖で快適に暮らせる「天井の無いお風呂がある家」を造っています
メディア:「となりのスゴイ家」出演
壁断熱工法・屋根断熱工法・自動給水加湿器・3つの特許を取得
趣味:サーフィン・海外旅行・登山・写真・動画編集
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