ガウディ建築探訪2019グエル公園
グエル公園。その名の通り「グエル伯爵」にガウディが依頼され建築した公園です。
中には住宅が点在し、田園都市風分譲地を目指しました。
モザイクタイルをふんだんに使ったオブジェや壁の装飾が観光客に人気で、バルセロナの主要観光スポットとなっています。
6年前に訪れた時は夕暮れ時で、到着し数分経たない内に日の入りになっていまいゆっくり見る事ができませんでした。
今回は早起きして営業開始時間前に公園内へ。
え?と思いますよね(^_^;実は朝9時から入場料を徴収するブースが入り口に設置されるのですが、それより前に入る事ができ「タダ」で見学可能なのです。
決して不法侵入ではなく、公園内ランニングや散歩を楽しんでいる人も沢山居ました。
ゲートは早朝から開いていて、9時になると料金所テントが入り口に配置されるという珍しい観光スポットです
入り口側から見た噴水、テラスまでの全景です。
超!有名な噴水のトカゲちゃん。これはガウディではなくジュセップ・マリア・ジュジョールという方の作品です。
破砕モザイクタイルで飾られた体は色鮮やで一際目立つ存在です。
このトカゲの上にはカタルーニャ地区の紋章である蛇の噴水もありました。
公園入り口直ぐ隣、グリム童話に出てきそうな可愛い建物は管理事務所。聳え立つ塔の先には、「二重の十字架」があります。
この建物はガウディの作品で、どの方向から見ても十字架に見えるように工夫されているそうです。
随所ガウディの装飾方法である「トランカディス」で装飾され彼らしさを感じます。
噴水脇の階段を上がった先に、バルセロナの街を一望するギリシャ広場と呼ばれる広いテラスがあります。
こちらも「波打つベンチ」に沢山の破砕タイルやガラスで装飾され、市民の憩いの場となっています。
残念ながら、半分以上修復の為足場が掛けられ全体像は写真映えがしない状況なので、ベンチの装飾を載せたいと思います
今回、旅を共にした友人「こばちゃん」こと小林君と
おっさん二人で一週間寝食を共にする事になりましたが、決して
「おっさんずラブ」ではありません(笑)
テラスの下に本当は市場になる予定だったドーリア式柱で造られた列柱ホールがあります。
天井には破砕タイルの装飾が施されています。表情豊かな色彩で表現されているのが印象的でした。
こちらもガウディの弟子であるジュセップ・マリア・ジュジョールの作品だそうです。
ゾーンは3層から成り、1層目屋上部分が先先程のテラス。下2層目はこの空間。地下3層目は貯水槽になっています。
デザインと機能を融合させた治水施設というのも、ガウディならではの手法ですね。
公園正面入り口を左に廻ると、賑やかな歌声が聞こえてきてどうやら幼稚園施設があるようです
登園時間なのでしょうか、保護者方が見守っていました。
その先に見えるのが
列柱廊
建築様式の異なる3つの柱廊につながりゴシックスタイル、バロックスタイル、ロマネスクスタイルの柱で構成されています。
奥行きのある石のアーチは圧巻です
次はいよいよカサ・バトリョへ
(宇都宮で新築・リフォームならラウレアホームへ)
[staff]
有限会社 ラウレアホーム
〒329-1106 栃木県宇都宮市上大塚町145-20
TEL 028-672-0683