ルーヴル美術館展【社長ブログ】
日本の建築巨匠巡りその2
安藤忠雄さんの次はこちらも建築設計の巨匠、黒川紀章さんの手掛けた建物へ
黒川紀章さんといえば日本国内の建物では中銀カプセルタワービル(1972年)や和歌山県立近代美術館、山形県寒阿江市役所庁舎、海外ではクアラルンプール国際空港、ゴッホ美術館新館(オランダ)等で有名です。
首都圏の近代建築で黒川紀章さん設計の建物といえば建築に詳しい方でなくても
このガラス曲面で構成された国立新美術館(2006年)の写真を見れば
あ、これ知ってる!
となるのではないでしょうか。地下1階地上4階、敷地面積30,000平方メートル、美術館の延床面積49,830平方メートル、と美術館の中でも日本最大と言われています。建物を目の前にするととてつもない大きさに圧倒されます。
ちなみに2121Design sightからは徒歩10分です。
設計コンセプトは森の中の美術館。
黒川紀章さんが生前に完成した最後の建築物。彼の集大成と言われています。
内部は4階天井まで巨大な吹き抜け(天井高21.6メートル)となっており、ホール内円錐形のエレメントは2階3階フロアがそれぞれカフェとレストランです。(2階カフェでスイーツをいただきました🍰)
何度訪れても圧倒的なスケールと黒川さん独特の世界が魅了します。
ウェーブガラスのホール壁は適度に太陽光を屈折し、優しい光を館内に落とし込んでいます。美術館という用途も静けさを保ち、ずっとここに居たいと思わせる趣があります。
ここに来た目的は建物だけではありません。今回、丁度ルーヴル美術館展「愛を描く」が開催されています。
無類の西洋絵画好きな僕は当然チケットを購入しイベント会場へ。
ルーヴル美術館はいつか行ってみたいと思っている場所の一つ。有名なモナリザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)やミロのヴィーナス、レースを編む女(フェルメール)とか。本物を見てみたいですね。
特にフェルメールの作品は全てをこの目に焼き付けたい!
本場へはなかなか行けないので、こういったチャンスを逃したくない。
今回展示されているのはアモルという天使を題材にした絵画の数々。フランソワ・ジェラールやマリー・デュビィッフといった画家の作品達。
※この絵画は撮影可能でした
光と影。強烈なコントラストが背景から人物を浮き立たせています。
ピカソやダリのように一般人には理解できない作品とは違い、キリスト教の中で語られるシーンが描かれており絵画ごとにされている解説を読めば分かるるので面白いです。
予想よりも数多くの絵画が展示されており、たっぷりと堪能させていただきました。
こちらも2121Design sightと同じように大事なのは
刺激と影響を受けること
僕の仕事は建築ですが、デザインも重要。何かの形でフィードバックされると信じて。
家に着いて、無性に映画ダヴィンチコードシリーズ(他に天使と悪魔・インフェルノ)が見たくなりNetflixで全部消化しました。
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