もはや潜水艦【社長ブログ】

今日も外は危険な暑さの宇都宮です。最高気温36℃!体温超えて来ますね・・・
明日はもっと暑くなるとか。。。

さて、Instagramでは投稿済ですがお引渡し直前の新築住宅で気密測定しました。

全棟気密測定をするラウレアホーム。

ドキドキの測定日。一発勝負です。

断熱性能はハウスメーカー工務店それぞれ自社のスペックを競い合います。断熱等級6、等級7とか
でも気密性能にはあまり触れないように思います。国も基準を設けていませんしね。これって問題なんですけど。

僕が思うに気密性能は断熱性能と同じくらいかそれ以上に家づくりには大事なことなのです。
断熱性能は机上の計算で出ますし、お金をかければ等級7は誰でもできます。
でも相当隙間面積C値は測らないと分からない。結果が怖いから測らないというお話も聞きます。建築を頼んだ工務店さんは引き渡し前に気密測定してくれますでしょうか?

ラウレアホームは性能を示す為に全棟気密測定を行います。自信があるからです。

現在の平均C値は0.16

最高値レコードも0.09→0.08→0.06と記録更新してきました。
そして、今回の物件は?!

測定者は有限会社オカトミ(換気システムメーカー)の気密測定技術者の関口君。

ズルは絶対許さない気密測定のプロ中のプロです。

 測定には決まりがあり、24時間換気システムとレンジフードの給排気口は目張りをします。ラウレアホームはレンジフードのがないので目張りは無し。換気システムの給排気口のみ目張りします。

なるべく小さな窓(厳しい!その方が不利なのです)に測定器をセットし、室内を減圧します。

送風機横に置かれたコンピューターのスイッチを入れたら送風機の蓋をパカっと外して室内の空気を外に排気し隙間、漏気量を決められた気圧ごとに自動プロットします。

10pa→20pa→30pa→40pa→50paと段々強く室内減圧するのですが、10paで全く隙間が無いので次に行かない・・・

気密測定

コーナーサッポロ製の高精度気密測定器がエラーで緊急停止する事5回。とても困った関口さん

僕 どうしますか?

関 100paまでやります?

隙間がほぼゼロなので測定器が止まってしまうのです。窓を開けると測れるので壊れてる訳ではありません。ちなみに前日も翌日も他現場で計測できたそうです。

僕 それって本来の計測じゃないし、家にダメージ与えるからやらないです

結局、手動で減圧したのですが漏気が計測できるレベルではありませんでした(良すぎて)

ラウレアホーム初の性能凄すぎて測定できない

関 測定報告書にどう書こう・・・←かなり困ってる(汗)

彼とSNSで繋がってるのですが、こんな感じで呟いています

確かに隙間の面積を測るのが彼の仕事。どう書かれるのか楽しみでした。

で、本日送られて来た気密測定報告書がこちら

相当隙間面積C値  0.0cm2/m2! 隙間ゼロの報告書。

隙間ありません、的な。今の若者が使う言葉で言うと

エグッ!

とかなるのでしょうか。

百年の家projectに報告しましたところ、YouTubeメンバーに

潜水艦ですか?(笑)

と言われました。

少し前のブログでも書きましたけど、これって建材(ボードやクロス)で取れた気密性能でなくて

防湿層によって守られた気密性能なのです。エアコンで除湿した湿度が換気システムの給気以外で戻って来ない、冬場に危険な壁体内結露が起こらない。家が長持ち。防腐剤も塗らなくて良い。

気密性能は良ければ良い程、家とそこに暮らす家族にとって幸せな事なのです。

0.06から一揆にジャンプアップして0.0

次はいよいよマイナス値?そんな訳ないか(汗)

これができる秘密は構造見学会で。同業者の方はお申込みできません(ごめんなさい。)

有限会社 ラウレアホーム
〒329-1106 栃木県宇都宮市上大塚町145-20
TEL 028-672-0683

岡野 孝祐
代表取締役
会社案内「代表挨拶」をご覧ください

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