人生初の富士山で来光【社長ブログ】
去年現場作業の休憩中、僕が
富士山登ってみたいんだよね
から始まった、富士山登山企画。ラウレアホームの山好きなスタッフ高橋部長と、いつもお世話になってる協力業者の荒井(荒井ハウス)さん、石川さん(設備屋さん)と4人で今年の夏一緒に登る事になりました。(他スタッフも誘いましたが皆さん辞退。次また行きましょう)
富士山登山経験者の荒井さんに宿の予約をお願いしたのですが、この登山ブームで即日8合目は満員御礼。7合目の山小屋(トモエ館)になりました。
2日間の休みを利用しての富士山アタック。マイカー乗り合わせで麓の駐車場へ。シーズンインすると、5合目へは駐車場から出ているシャトルバスで向かいます。
富士山には数本の登山ルートがあるのですが、初心者向きと言われる定番の吉田ルートです。
初心者がいきなり富士山は無謀
と聞いていたので事前にコソッと練習していました。
那須高原の朝日岳・茶臼岳、日光霧降キスゲ平と赤薙山に登って足慣らしを済ませました。
富士山チャレンジ1日目。シャトルバスでスバルライン5合目駐車場に到着。TVでよく見る景色ですが実際に来てみると全然違いますね。もっと広いのかと思ったけどそうでもなかった
有限会社 ラウレアホーム
〒329-1106 栃木県宇都宮市上大塚町145-20
TEL 028-672-0683
準備運動、入山者記名、寄付金?を払って登山開始!
2時間30程度で7合目の山小屋、トモエ館に到着。宿といっても旅館とは全く違います。
食堂兼玄関で受付したら直ぐに部屋へ。個室と聞いていましたが4人部屋の個室。
ベッドの足元にザックを置いたら何も置けません。中腰で移動する程狭い・・・
でも新鮮です。これをやりたかった(笑)着替え中の荒井氏↓
寝るというより仮眠です。軽く一杯やりたいところですが7合目も8合目もトモエ館は飲酒禁止なので、1つ下の山小屋「日ノ出館」まで下りて乾杯!標高が高いので酔うのが早い。
お陰で私は夕飯食べてソッコーで寝ますzzz
22時の起床までグッスリ眠る事ができました。いびきかいてたらゴメンよ、と先に寝たもん勝ちです( ̄ー ̄)
7合目を出て山小屋が犇めく8合目へ。この登山道が長い!ヘッデン(ヘッドライト)頼りに足場が悪いと参道をひたすら歩く、というか登る。酸素が薄いのを上に行く程感じる。メンバーにも疲れが見えてきます。山小屋ごとに休憩していく感じで、8合目中、9合目へと。
9合目過ぎた辺りから急激に寒くなる。登山開始時は暑くて仕方無かったのに、ダウンジャケットと薄手のパーカを重ね着しても寒い!それと酸素が薄い。持参した酸素缶と行動食で凌ぎながらひたすら山頂を目指す。
荒井さんが辛そうだ。9合目過ぎたあたりからかなりのスローペースに。彼にペースを合わせます。というか自分が意外と平気な事に驚く。正直、8合目あたりで高山病になると思ってました。
でも3500mを超えた辺りから酸素が薄い!キツイ。皆で「もう直ぐ!」と励まし合い、念願の山頂へ。沢山人が居る。
やった!ご来光に間に合った。
それにしても寒い・・寒すぎる。早く太陽上がってくれ!と心の中で叫びながら待つこと40分
雲海からオレンジ色の球体がゆっくりと顔を出す。何て神秘的なんだろう・・・
感慨深いものがあります。人生色々、辛いこと沢山ありますが、ちっぽけに思えてきます。
感無量な私
メンバー全員で記念撮影。天候に恵まれたのは本当に嬉しい。登頂できたのはこのお陰かもしれない。
富士山で辛いのは登るのより、下山だと歩いてみて気付く。滑る小砂利が股関節と膝にダメージを与えてくる。下山道は登山道とは別ルートになっていて、ひたすら景色の変わらないこの砂利道を歩くのです。
メンバーも疲れて口数が少ない(笑)。あと少し、頑張れ。
6合目で平地になるので、やっと着いた!気になるのですがここからが長い。
有料で乗れる馬の誘惑に負けそうでしたが振り切ってやっとスバルライン5合目に到着。
一度は経験したかった富士山登山とご来光。高山病や怪我にビビって登ったのですが、意外とあっさり行けちゃった感。
楽しかったな。荒井さん、石川さん、高橋くん、楽しい時間をありがとう。
更にまた山が好きになりました。