加湿器を使う季節【社長ブログ】

10/29(日)の朝です。外気温も12℃になり、室温が22℃まで下がったのでいよいよ自宅も暖房(エアコン)スイッチを入れました。25℃設定で風量2。高気密高断熱が功を奏し、あっという間に24℃。相対湿度が44%。風量1に落としました。そろそろ加湿器も準備かな。今日も快適な空間でお客様をお迎えします。

今年の夏、長かったですね。秋も短く那須や日光の紅葉も色付きがイマイチと、見にいかれた方も仰っていました。日本独特の四季がなくなり、夏と冬だけの二季に変わってくるとか嫌な話も聞きます。

丁度良い気候の季節が短い

でも、家の中だけは一年通して快適に暮らしたいですよね。これから家を手に入れる方には住宅性能だけは拘って欲しいと本当に思います。「最近建てたデザイン住宅はカッコイイけど寒くて暑いから」そんなご相談も実際にお受けしています。

さて、完成内覧会も盛況でした平屋建てのお家も、無事にお引き渡しが済んでホッと一息。

昨日はそお家に最後の仕事、加湿器のセッティングをして来ました。春にお引き渡しをしたお客様のところと2件。大忙しの1日でした(^^;;

どうして冬は部屋が乾燥するのでしょうか。理由は

空気を暖めるから

湿り空気線図を出すと分かりにくくなりますので、簡単に言います。空気は暖めると相対湿度という湿度計で測れる湿度が減って乾燥します。これは世界中どこに居ても起こる物理現象です。

水分子(水蒸気も)は高い方から低い方へ流れる。部屋が乾燥すれば、身体の水分が空気に奪われて行きます。目に見えない汗ですね。その時、体温も少なからず奪われるので寒く感じるのです。

保湿クリームを塗ると寒さを軽減できるのは、この目に見えない発汗を抑えるからです。

でも、家の中で暖房するからといつもクリームを塗る訳には行きません。肌には頭皮等、塗れない場所もありますし。

そこで、加湿器の出番です。家電量販店に行くと、色々な種類の加湿器が売っていますね。

白い霧がモクモク出ていて、いかにも加湿効果抜群の超音波式加湿器。こちらあまりお勧めしません。水道水にはカルキが含まれています。飲み水でもできれば浄水して使いたいくらいですが、気化させて一緒に飛散したカルキを吸ってしまいますし、部屋中の樹脂やプラスチック部分が白い粉だらけになります。そのお掃除もまた面倒・・・

そのカルキを沸騰させポットのような構造体に留まらせ水蒸気だけを発散できる煮沸式もものが良いですが、こちら電気代が結構かかるのとお湯の温度が高温なので、小さなお子様がいる家ではちょっと怖いかも。

そこで、一番お勧めなのが

気化式加湿器

水道水に浸したフィルターがカルキや有機物を吸着し飛ばしたくない汚れをキャッチ。毛細管現象で吸い上げた水がファンの風によって気化し部屋の遠くに運ばれます。

とても安全で、加湿効果も高い気化式加湿器。この気化させて飛ばすファンの代わりをエアコンの風に乗っからせればファンレスとなり電気代はゼロ。

後は、メンドウな給水です。水が無くなったら普通は入れにいかないといけません。

これを自動水位センサー付給水装置で

水が無くなったら自動で指定位置まで入る

を繰り返します。この加湿器の利点は常に水が入れ替わるので、衛生的。ほったらかしで水が自動で給水されるところです。

この加湿器はラウレアホームの特許商品。商品名はエコラクル。

エコで楽に潤う、から作った造語です。名前も商標登録済。

偶にホームページお問い合わせで、加湿器だけ売ってくれませんか?と質問をいただくのですが

ごめんなさい、こちらラウレアホームの新築住宅にしか付かないのです。

加湿器
自動給水
宇都宮の新築注文住宅

来週開催の新築・リフォーム相談会で実物も見られますので、お気軽にご来場ください。

岡野 孝祐
代表取締役
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