住宅ローン金利が2024年爆上がりする?【社長ブログ】

宇都宮の新築注文住宅

住宅価格も資材高騰で上がっているのはラウレアホームも一緒。原材料が上がっていく中で、いかに無駄なく高性能住宅を造っていくかが住宅供給者としての使命です。また、最近巷をざわつかせているのが

住宅ローン金利上昇の話

ネットの記事やTVニュース番組でも良く取り上げられています。その中でも話題沸騰なのが「2024年、住宅ローン金利爆上がり!」といったような釣りとも言えるタイトル。日銀のゼロ金利政策で史上最低金利と言われる今、0.2%、0.3とかの超低金利。団信付いたら実質金利ゼロじゃない?と思えるのが変動金利。

日銀植田総裁の緩和修正により確かに長期固定金利は少しずつ上がっています。それと同じように変動金利も上がるのでしょうか?様々な専門家が持論を展開しますが、僕は住宅ローン「変動金利については上がってもほぼ支払いには負担と感じないレベル」と考えています。

先ず、固定金利と変動金利はどちらかが上がると連動して一緒に上がるのか?という事。固定金利が上がる時は前にある事が起こります。それは国債の金利上昇です。10年国債利回りが上がると固定金利も上がります。住宅ローン固定金利といえば代表的な商品がフラット35。なぜ連動するのか?ですが、国が国債(満期が来たら利子付けて返しますという国の借金ですね)を発行。一般の人も買いますが、それの多くは民間金融機関が買います。10年利回り0.845%(23年11月)の国債を運転資金として調達し、そこに金利を上乗せして長期固定住宅ローン(住信SBIフラット35団信付で1.39%)として貸し出します。ですので「国債の利回りと固定金利は連動する」という事です。

ではもう一方の変動金利はどうやって決まるのでしょうか?変動金利の場合、国債ではなく銀行が企業等に貸し出す1年以下の短期貸し出し、これを通称「短プラ」(短期プライムレート)と言いますがそれが基になっているのです。これは物事の順番であり、統計なので(という専門家の意見に同意)逆になる事はありません。その短プラが上がる時ってどんな時?

景気が良い時です。

順番とサイクルは以下になります。

景気が良く物が売れる企業の業績が良くなり働く人の給与が増える企業に貸す短プラ金利が上がる

その後、変動金利も連動して上がります。その順番を整理すると、

変動金利が上がってヤバイ!→え?でも「所得が増えたし金利上がって支払い額増えたけど気にならないかも」になります。

というのが本当は理想なのですが、人口が減って行く日本は実際この先もずっと不景なので、変動金利はずっと上がらない(上げられない)のです。

住宅ローンの話になると良く出てくるこのお方。モゲチェックの塩沢代表。もうお一方、ニッセイ基礎研究所金融調査室長の福元氏。報道番組の住宅ローン金利に関する特集でお二人共に

借り換えについては固定に変えず、変動金利を維持

今から買うなら?でも変動金利を維持

と、どちらの場合も「変動金利」が良いと仰っておりました。福元さんも言っておられますが「変動金利は社会全体の賃上げ傾向が進まないかぎり日銀が政策修正をしないため現状のままだろう」と。

そもそも変動金利が上がる話だけして、その時は預金金利も上がる話をしないなんてズルいですよね。

住宅購入希望者を脅し、同じ金額を借りても総支払い額が変動金利に比べ数百万も増える固定金利に誘導するメディアと国。何か陰謀があるとしか思えない。そう、あるんです実は。ここで書けませんけど。

・家を建てる決断をしたものの、何から始めたら良いのか分からない。

・良い家には住みたい。家族の一生の事だから

・ラウレアホームで家を建てると月々の支払いはどれくらいになるの?

・土地を持っていないけど、どうやって失敗しないで探す事ができる?

・新築ではなく親世帯と同居しフルリノベーションする計画になった。断熱に強い会社に相談したい。

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