2013 海外研修バルセロナ編【ガウディ建築探訪2】

サグラダ・ファミリアを堪能し、バスでバルセロナ中心部を散策。
あちこちにガウディが残した建築があります。門扉だけでもオーラを放つ、彼のアイデンティティ(曲がってる)が随所に。
小一時間、バスの2階デッキ車窓にて位置関係を確認しながら建物・景色を観た後
バス停から徒歩でカサ・バトリョへ。意味は「バトリョ邸」という事らしいです。
当時の資産家がガウディに建築を依頼したのでしょうね。

中央分離帯のある大きな通りを歩いていくと目に飛び込んできたのはバルコニーの鉄仮面のような手摺。誰でも一度は目にしたことがあるかと思います。
ここは一般見学ができるので、入場券を払って中へ。

サグラダ・ファミリアもそうでしたが、自然光・太陽光の取り込み方が絶妙。
間口の狭い外観からは想像できませんが、この建物は縦長で奥行きがあって
中央に大きな中庭があります。ですので奥の部屋にも光が沢山入るよう設計されていました。

吹抜外壁入隅のコーナーも面取りし、丸く柔らかいアーチを描きます。
窓枠、手摺までもがアーチ状。

居室内から外を見る。ここが「鉄仮面」のようになっているバルコニー前の大きな窓。
波型に前後曲がっていますが、上下にスライドして開閉します。
「この面積は相当重いのでは・・・」そう、このままでは絶対一人で上げられません。
でも、ここがガウディの凄い所。ナス型錘と滑車が窓の側面に隠してあって、重量を分散。軽くスルスルと開閉できちゃうのです。モーターやダンパーを使わずやってしまう凄さに驚くばかり。巨匠と呼ばれる訳ですね。

天窓が随所にあって、優しい空間を演出します。とにかく曲がってます(^.^;
見学者が耳にしているのは各国の音声ガイド。日本語もあります。

サグラダ・ファミリアだけでもお腹一杯なのに、この建築。美しい・・・
左官で造る天井。もう芸術です。少し見えるドアも凝ってますでしょ?

カサ・バトリョ中央中庭のオブジェ。モザイクタイルを沢山使ってデザインされています。
人が寝そべってるようにも見えますね。
教科書や建築雑誌では解らないスケールの大きさ、窓から見える景色、パッシブなエネルギーを上手く取り入れている設備等、現地に行き「この目で見る」というのがいかに大事かを知りました。

ガウディ建築探訪は続く・・・