ガウディ建築探訪2019サグラダファミリア編ー3

9:45のエレベーター(EV)予約時間になったので乗り場へ
狭い通路を歩く為、リュック等大きな荷物はコインロッカーに預けて行きます
EV塔の中央に昇降シャフト、その中をカゴが走りその周りにらせん階段が配置され
登りはEV、帰りは階段という順路です
ワクワクした気持ちを抑えカゴに乗車。あっという間に最上階へ

EVを降りて直ぐ渡り廊下を通って隣の塔に行くのですがこの位置が観光客の行ける最上部となります
メンテナンスの為、更に上に行くにはハシゴを使うようになっていました
ここから一人がやっと通れる位の通路を歩きながら外を眺めます

渡り廊下から見えるバルセロナ市内。受難のファサードに置かれた彫刻が目の前にあります
この距離で見られるのは嬉しいですね。細かい造形も手に取るように解ります
やはり「高さ」というのは神に近づく、といいますかガウディは「天上界」と「地上界」の結びつきを重視していたらしく
威厳と共に「できる限り高く」を目指したのでしょう

入場券だけでは見られないフルーツの装飾も上から見学できます。ほぼ石の素地で造られた外部でこの鮮やかな色は
とても美しく、その丸みは鋭利な塔のイメージを優しく演出していました

塔の風窓から見える風景。建物、というより巨大な彫刻像

2つめの渡り廊下では工事中のところを間近で見る事ができました
卵のような形のフォルムの装飾もあります

装飾の見られる部分が終わると、中が空洞になった「らせん階段」
有名な場所ですが、エレベーターに乗らないとここに来られません
真ん中を除くと、真上からしたまで真っ逆さま・・・
カメラでも落としてしまったら木っ端微塵になる高さでかなり怖いです
高所恐怖症の友人はかなり怖がっておりました(^_^;
塔の風窓の配置、この吹き抜けで「らせん形状」で構成されているのには理由があります
それは鐘を響かせる「共鳴器」の役割を担っているという事
人が移動する通路であり、曲線を表現できる絶好の場所であり、鐘の響きを大きくする
といった3つの目的を融合している所は流石、としか言いようがありません
次は受難のファサードと地下工房についてお話したいと思います
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