本が好きな人なら

埼玉県は所沢市。KADOKAWA(旧株式会社角川書店)によるポップカルチャー発信拠点

ところざわサクラタウン

に行ってみました

高速道路所沢ICを下りて直ぐ、目的地に近付くと奇抜なデザインの建物が目に入ります。あの

隈研吾さんが設計した

という角川武蔵野ミュージアム(HPへリンク!)。高さ30メートルの巨大な岩をモチーフにしたとかで、離れて見ると確かに岩!

 

外壁材は一見窯業系サイディングにも見えますが、1枚およそ50kgの花崗岩を2万枚!66枚の三角形で構成したデザインは圧倒的存在感です。外観からは何階建てで中がどのような階層になってるのか全く判りません。宇宙から来た正体不明のキューブに見えます。

車を運良く1階のパーキングに止められたのですが、外の写真を撮って早速インフォメーションのある2階へ。受付やショップ・カフェがあるフロアです。

ただこの施設、無料でどこでも入れる訳ではなく利用したいフロアを選んで料金を払うシステムになっています。残念ながら訪問日の一日フリーパスは売り切れてしまっていたので、観たいと思っていた1Fのファン・ゴッホ展と4F本棚劇場入場券をセットで買いました。

ゴッホ展はテーマパーク並に良いお値段しましたが、せっかくなので購入。ゴッホ絵画の展示は無かったのですが、今まで経験した事のない映像と音楽が新鮮でした。ひまわりの咲き誇るスペースもナカナカ良かったです。

ワクワクしながら本命4Fの本棚劇場へ。普通の図書館のように綺麗に並んでいない本。本の持ち帰りレンタルはできないようで、書庫にある本を手に取り好きなスペースに陣取って楽しむ。読み終えたら棚に戻さず、返却棚へ戻す。そんなコーナーです。このご時世ですから本はアルコール消毒されてから棚に戻るんでしょうね。

ご覧のように書籍も縦横不規則で無造作に積んである。帯やタイトルが隠れていたり効率が悪い。でもこれが新鮮なんです!手前の本を避けると奥に読んでみたい本が出てくる。それがワクワクさせるんですよね。楽しい。

本を読みながら奥に進むと、4Fから5Fまで吹き抜けの巨大本棚があります。ちなみにこの施設、動画撮影は禁止ですがフラッシュ焚かなければカメラ撮影はOKです。しかし凄い。圧巻です。
ん?これどこかで見た景色。

そうだ、これスゥエーデンに行った時に訪れたストックホルム図書館!うず高く積まれた本、向こうはすべてを手に取る事ができますが、こちらの本棚は半分以上がオブジェ。模造品です。

せっかくなら手に取れるようにすればいいのに・・・この後、そうしない理由が分かります

数十分置きに開催される本棚劇場プロジェクションマッピング。たまたま、開始時間にそこに居たらしく最初から楽しむ事ができました。巨大本棚空間全体が暗くなり、取れない模造品の本をバックに映像を投影し、ぐるぐる回る映像のシャワー。動画でお見せできないのが残念なのですが、これは一見の価値ありです。思わず最後に拍手しちゃいました!

いいな、こんな施設が近くにあるならゆっくり一日ここで過ごしてみたい。漫画好きな人なら2階の漫画コーナーお勧めですよ。試しに一冊読んだら帰れなくなりそうでした(笑)

やっぱり巨匠と言われる建築家の作った作品は刺激になる。本棚、手摺一つにしても惹き付ける力があります。

そうそう、書庫のどこかで見た景色。大好きな映画

インターステラー

の最後のシーン。5次元空間。時間と重力、愛の物語。こちらもオススメです。

 

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