新築した家なのにどうして寒いの?

このブログを書いている夜10時30
宇都宮市に建つモデルハウス。
家中どこも暖かく、今居る書斎で半袖・短パンです
寝る時も短パン。トイレも素足で。
Ua値0.26、と外皮性能が良いというのもありますが
新築で断熱性能が良い家でも

引っ越して暮らしてみたら寒い・・・

という話を良く聞きます。真冬にエアコンだけで十分、半袖短パン暮らしができるのに
Ua値が0.4前後あれば、35坪程度で吹抜けがあっても6帖用エアコンが2台で暖かく暮らせます

本当は

なぜ外皮性能まで表示された家なのに寒いのでしょうか?その原因は

レンジフードがあるからです

そう、キッチンでお料理をする時に使うアレ。換気扇です。
レンジフードはご存じと思いますが、外壁を直径150mmのスリーブ(貫通管)で穴を開け
外側にベントキャップと呼ばれる銀色の雨除けカバーが付き、キッチン室内側のレンジフード本体とダクトで繋がっています
コンロを使いますと自動的に電源がONになり火気燃焼で出たCO2(二酸化炭素)と調理で出た匂いを外に排出します
これはガスコンロの場合の話。一般的に普及してきた電磁調理器具であればCO2は出ないので、匂いを出すのがレンジフードの仕事
でも、「出す」という事は空気を「入れ」なければならないので排気量と同じだけの給気が必要となります
外は氷点下。いくら同時給排タイプのレンジフードでも、1時間で600m3の空気を室内に取り入れる際室内と同じ温度になる筈がなく
コンロを使う時間が長くなればそれだけ部屋の温度が下がって行きます
勿論、常時換気(シックハウス対策としてすべての家に備えられた換気システム)用の換気によって熱は逃げて行きますが、その時のエネルギー損失とは比べものにならないという悲しい現実です
また、調理をしない時なら熱が逃げないのか?
実は残念ながら、レンジフードがあるだけで熱が逃げて行きます。それはダクトの貫通によって、壁の断熱がくり抜かれ
凍り付くような寒さの外界と暖房された室内が空気的に繋がってダクト内が冷え、内部シロッコファンが冷却され
熱伝導によってレンジフード本体そのものが冷える、家の中に冷たい物体が常に存在いている状態になります。
ではレンジフード本体を触って冷たいのか?と言われればそうでもありません。室内の温度がそれを暖めていますから、
実際には外気温と同じ温度になっている訳ではなく「逃げて行く熱」で換気扇本体が暖まったので冷たく感じないだけなのです
ラウレアホームはこの理不尽な矛盾を何とかしたいと考えました
暖かい家にする為に、工務店としておすすめな設計手法

レンジフードそのものをなくす

IHクッキングヒーターならレンジフードの仕事は「匂いを外に出す事」
ならばその仕事を常時換気に任せてしまえば良いのでは?と。弊社の換気システムは「床排気方式」
キッチン近くに排気経路を計画し、下方排気で調理時の匂いを床下へ誘導します
油汚れは?

はい、全然問題ありません

ここで紹介すると長くなりますので、詳しくはお問い合わせいただくかモデルハウスで体感してみてくださいね
家が寒くならず、油で天井が汚れる事もなく、匂いも数時間後にはきれいに無くなって、キッチン上に邪魔な物がない。
ランプシェードも綺麗に並びます。そして何より家が暖かい。
年末の大掃除でレンジフードをやらなくて良いのです。
だってそもそも無いんですから
宇都宮の工務店でおすすめのラウレアホーム
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有限会社 ラウレアホーム
〒329-1106 栃木県宇都宮市上大塚町145-20
TEL 028-672-0683

岡野 孝祐
代表取締役
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