やったね！おめでとう

９月といえば台風シーズン。毎週末になるとやってくる嫌なパターンです。
シルバーウィークを襲ったスーパー台風14号の後、また祝日金曜日から関東にも接近してきた15号。14号程の勢力ではないですが、その台風の影響で発生した線状降水帯が各地で滝のような雨を降らせ、愛知・静岡では災害警報が発令。ここ宇都宮でも姿川・田川が氾濫しそうな雨量になりました。23日（金）から24（土）の雨は今迄経験した事がないような降り方でしたね。
言葉で表現するならバケツをひっくり返すというのが合っています。
短時間だったので大事になりませんでしたが、数年前の田川氾濫のようにならず本当に良かったです。

天気予報は良い方に外れてくれて、日曜日まで悪天候の筈が土曜日夕方には日が射す程回復し
25日、諦めかけていたイベントに行ける事になりました。

そのイベントは友人が選手として出場するBB（ボディーボード）の大会（HPへリンク）です。

AKEUMI Deaf BB CUP

友人はサーフィンを通じて仲良くなった方で、kotonoさん。
デフカップというタイトルなのですが、聴覚障害をお持ちの方でもサーフィンを楽しもう！をコンセプトに企画された大会です。
kotonoさんは、成人してから聴覚を失っていく中途失聴になってしまったそうです。
僕が入るサーフポイントと同じ所へkotonoさんも良く来るので、行き合えば話をするのですが、
補聴器を付けていないのに会話が成立します。何故？と不思議に思い聞いてみたところ
口の動きを読んで相手が何を話しているか解読する「読唇」を使っているとの事。
凄い。。。普通に会話できちゃうので耳が不自由な事を忘れペラペラ喋ってしまい申し訳ない気持ちです。

kotonoさんは言語を獲得しているのでそんな事ができますが、生まれつきの方とかは手話になるそうです。
日曜日、当日。開会式に顔を出しご挨拶。kotonoさんは僕と話せますが、他の方とはkotonoさんの手話を通して会話をしました。
皆さん、耳が少し不自由なだけでバリバリのサーファーです。大会が始まると、そのエリアはフラッグで仕切られ貸し切り状態となるので一般のサーファーはエリア外で遊ぶ事になります。
普通のサーフィン大会と同じように４人で１ヒート１５分の勝負。８本技を出し、その点数をジャッジが判断して勝負を決めます。
後残り○分！とか拡声器で伝えても聞こえないので、１人につき１人のサポートが付きます。といっても少し離れたところで手話による伝達をするだけですけど。

で、ラウレアホームのステッカーをボードに貼って勝負に挑むkotonoさん。
出番が回って来ました。頑張れ！行ってらっしゃい！楽しんで。と声をかけ送り出します。
せっかくなので望遠レンズとデジタルカメラでその勇姿をカメラに収めました。