弾丸!鎌倉へ建築探訪^^【MASATO】
こんにちは!工事部髙橋です!
ジョージ・ナカシマの家具展
先日のお休みは鎌倉で開かれているジョージ・ナカシマの家具展に行ってきました^^
その会場は、なんといっても吉村順三が設計した住宅を改修した「鎌倉山インクギャラリー」!!
そして敷地内にある茶室も吉村さん設計で施工は京都の数寄屋建築の名門中村外二工務店!
吉村順三の建築の中でジョージ・ナカシマの家具、そして茶室は中村外二工務店、
この組み合わせ、すごいんです!!
と言っても興奮しているのは私だけですかね・・・
少し長くなりますがお付き合いください(^-^;
吉村順三は20世紀後半の日本を代表する建築家の一人ですが晩年まで住宅の名手として
活躍されていました。
吉村さんといえば和の精神を受け継ぎながらモダンなデザインと
住むほどに深みを増していく「吉村建築」で知られています。
私も自邸(施工事例へリンク)を建てる際には数多く参考にさせていただきました^^
(和室以外にモダンな空間にも障子を用いたりした起源は吉村さんとも言われています)
いまほとんどの名作建築が取り壊されていく中、現在でも多くの住宅が残され大切に
れているという事実もあり、その点は他の著名な建築家とは少し違った存在で、
吉村さんの使う人のことを第一に考えて、華美でないものをひたすら丁寧に作るという姿勢は建築業界のみならず多くの吉村ファンがいます^^
今回の会場インクギャラリー「鎌倉山の家」
1974年に竣工したのですが
吉村作品ということは建て主さんの意向もあり公にはされず、ごく限られた人しか知らなかった幻の住宅。
この住宅をかねてから吉村建築が理想としていたファッションブランドYAECA(ヤエカ)デザイナーの服部さんがリノベーションし再生させました!
(ファッションが好きな方はご存じですかね^^シンプルで流行に左右されない洋服づくりで有名ですよね)
できるだけ家が建ったころの頃の姿に戻すというリノベーションが行われ、
その改修をサポートしたのが当時、吉村設計事務所に在籍していて
完成したばかりの家に訪れたこともある建築家の中村好文氏!
これもまたすごいですねー!
改修が終わった時は雑誌等にも取り上げられ話題になっていました!
そんな場所でのジョージ・ナカシマ家具展なのです!
ここまで長々と説明ばかりですいません(^-^; この続きはまた次回にしますね!