高性能なエアコンを買えば電気代安くなるのか

ZEH(ゼロエネルギーハウス)を新築する上で
一次エネルギー消費量の計算で、エアコンやエコキュートのCOPと呼ばれる「能力」数値を入れる
ところがあります。1のエネルギーを与えて1の仕事をするならCOP1
エコキュート(ヒートポンプ温水器)は電気温水器が1とすればその約3倍から4倍の仕事をします
ルームエアコンにもこのCOP評価があり、設計者はZEHの数値性能を上げる為
高性能な物を選択し、お客様に提案する事がよくあります
果たしてそう提案する人は、実際に標準タイプのエアコンと高性能エアコンの実際の「電気料金」で
検討した事があるのでしょうか
例えば某エアコンメーカーのベースグレード6帖用エアコンがCOP4.68で
それより10万円高いCOP5.55のエアコンを買ってそれぞれ暖房として簡潔運転した場合(6地域)
年間暖房費で2000円にも満たない差額になります(前者38,000円後者36,000)
元を取るには・・・50年
1台でコレですから4台・5台も高いエアコンだったら大損になります
エアコンは消耗品ですのでメーカー保証書でも対応年数は10年と記載しています
いつか壊れるなら安い方が良い。しかも台数は少ない方が良い。でも温度差があって不快なのは駄目

これらをまとめると
家の断熱性を上げる部分にお金を投資(窓や断熱材は10年で壊れません)
空気の流れをコントロールできる間取りにし、設備イニシャルコスト・ランニングコスト・壊れた時の交換費用を安くする
これが理想のエネルギー削減方法
断熱そこそこで浪費しまくりの設備を付けたフルスペックの家こそ、駄目なZEHです
「完全フル装備」に騙されてませんか?
本物の暖かい家は床暖房なんてなくても真夜中素足でトイレに行けますよ
(宇都宮で新築・注文住宅ならラウレアホーム)

有限会社 ラウレアホーム
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岡野 孝祐
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