花粉症が楽になる家【社長ブログ】

３月に入り、随分と暖かくなって来ましたね。日中は外で半袖になれる日もあります。

天気も続いているお陰で各工事現場も順調に進んでおりまして、県南の新築物件は来週建て方の予定です。基礎工事の現場監理中や土台を設置する作業の場合、何も遮蔽物のない屋外での仕事になるのでアレを浴びます。そう、アレとは大嫌いなスギ花粉。残念ながら私も花粉症なので花粉を吸い込んだり目に入ってしまったりすると様々なアレルギー症状を引き起こします。くしゃみ・鼻水・目の痒みのフルコース。その中でも目の痒み、充血が酷い。目玉を取り出して洗いたい！

コロナが落ち着いて「マスク外して良いよ～」となっても花粉症の方は結局外せないですよね（汗）

マスクをしていても隙間から花粉は入ってきますし、更に目はどうしようもありません。花粉ゴーグルをするっていう手もありますが、視界を遮り仕事になりません。

↑↑マイカーの屋根に付着した黄色い粉↑↑これはヤバイ（汗）真っ黄色に浮いていますスギ花粉。怖すぎ。

こんな状況ですのでこの時期の屋外はある程度仕方がない。でも自宅に戻って家の中だけはせめて穏やかに過ごしたい。それが僕は叶っています。

家に入る前に、先ず上着を脱いでパンパン叩いて花粉を落とす。その後、玄関に設置した手洗いで先ず手を洗い服を脱ぎ洗濯機へ放り込む。それからシャワーに入り身体の花粉を洗い流し、最後はコレ

目と鼻の洗浄です

とにかく家の中に持ち込まないのと身体に付着した花粉を取り除く。お勧めです、花粉症の人はやってみてください。これをやると、１時間も経たずしてくしゃみ鼻水も目の充血も止まります。

花粉症の方なら共感していただけると思いますが、花粉に対するアレルギー反応がくしゃみや鼻水として出ているので根源の花粉を取り除けば何の症状も出なくなります。

でも、僕と同じように身体から花粉を排除しても駄目な人が沢山居ます。家の中なのに。それは

室内にまだ花粉が沢山あり、空気中に漂ってるのでまた吸い込んだり目に付着してしまう人。残念ながら、高気密高断熱の家でも「花粉の侵入をゼロにする」は不可能なので

花粉が入っても外に直ぐ出ていく＋換気システムからは花粉が入らない高機能フィルターを備えている

事が大事になります。勿論、気密性能が悪いと家の隙間から花粉が入って来ますのでC値が良い家にするというのも重要です。C値（相当隙間面積）が小さい家は隙間から入る花粉はほぼシャットアウトできるので、次に気にするのは換気システムによる花粉の流入。スギ花粉の粒子の大きさは30～40μ(マイクロ）ミリ。これよりも粒子の細かい給気フィルターであれば入って来ません。これが私の自宅に設置されている20μミリ繊維の高機能換気フィルター。洗える不織布の新型タイプ。

窓が閉まっている状態で、家に空気が入る場所はココだけ。このフィルターがスギ花粉や空気中の浮遊粉塵をろ過（キャッチ）してくれています。フィルターは新品の状態で元々アイボリー色なのでそんなに目立ちませんが、よく見ると黄色いく花粉びっしり付着しています（汗）でもここが汚れている＝家の中は綺麗って事。

↑↑こちらが家の中にある換気システム給気口。内装は真っ白なドライウォール仕上げですが全く黄色くなっていません。給気ガラリも綺麗ですから花粉は入ってきてないですね。

それでも服にくっつけて持ち込んだり、玄関ドアの開け閉めで入ってしまう杉花粉。それを効果的に排出できるのがラウレアホームの換気システムなのです。

二酸化炭素・花粉・ハウスダストは床付近に溜まって行きます。ですので、汚れた空気を外に出す換気システムの排気口は床設置。せっかく床上に溜まっているのですから

舞い上げずに外に出す

企業秘密もあるので出せる範囲ギリギリ、絵で説明しますとこんな感じ↓↓↓

ラウレアホームの標準装備地中熱セントラル換気システムの断面図。基礎内部にセットされた集合チャンバーと換気ファンモーターユニットにアルミ製排気ダクトが繋がっています。排気モーターファンで機械排気する事により、青い排気の流れが先に起こります(Ｂ）。すると負圧で引っ張られた赤い線の排気ダクトに流れが起こり部屋の空気を外に出します。床付近に溜まった汚染物質は花粉含めて（A）から室外へ排出されます。

（B）にはフィルターはないので、屋外へそのまま捨てられますが、給気には冒頭説明しましたマイクロ繊維フィルターが備わっているのでスギ花粉は家の中に入りません。換気をして空気を綺麗にしても