気密測定結果はいかに!?

先日、新築完成建物にて、お引き渡し前に「気密測定」を行いました。まずは気密測定の結果の前に、少しこの「気密」についてお話ししたいと思います。今回長文になります。

2024年3月現在、家を新築する際に補助金や住宅ローン減税を受けたり、住宅ローン金利の優遇を受ける際にはある一定の性能がないと受けられないのが現状です。

子育てエコホーム支援事業2024の新築補助金を受け取れるお施主さんとしましては

まず大前提としまして

①A. 申請時点において2005年4月2日以降に出征した子を有する、とありますので世帯に19歳以下のお子さんが居ること又は若者夫婦であること.B.夫婦が申請時点で夫か妻どちらかが1983年4月以降に生まれた世帯、とのことで夫婦のうち片方が41歳以下

AotBを満たし、かつ

エコホーム支援事業者と工事請負契約を締結し、住宅を新築する方

が対象となります。それでは次にどのくらい補助金が受け取れるのか?になるのですが

長期優良住宅で100万円。ZEH住宅の場合は80万円です。結構大きな額をいただけますね。100万円もらえる長期優良住宅は図のように

住戸面積・耐震性・劣化対策・維持保全管理等、と様々な認定基準がありまして、これを満たさなければなりません。

中でも断熱性能においては

断熱性能等級5以上+一次エネルギー消費量等級6を満たすことが必須で

ZEH住宅の場合も、長期と同じように強化外皮基準に適合し、

再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の設計一次エネルギー消費量が削減される性能を有するものとあり、

断熱性能・一次エネルギー消費量もスペックの高い住宅が補助金を受けられるということになります。また、

住宅ローン減税

別名住宅ローン控除とは住宅ローンを利用して住まいを購入した場合に、年末時点での住宅ローン残高の0.7%が入居時から最長13年間にわたって、所得税と住民税から控除される制度のことを言います。

こちらもですね、令和6年度から住宅の省エネ性能が必須になりまして

2024年住居の場合、先程出ました長期優良住宅ZEH水準住宅、もしくは省エネ基準適合住宅に該当しない場合、その他の住宅になってしまい住宅ローン控除額は0円

一切、減税控除を受けられないことになっています。

気密測定の話に戻したいと思いますが、今までお話しした子育てエコホーム支援事業や重住宅ローン減税の恩恵を受ける場合は、必須項目キーワードとして省エネルギー性能がありました。

これは、予算にも関係しますが実際は机上の計算であって、建物にお金をかけて断熱性能を上げて省エネ設備を入れれば誰でもできる話です。

むしろできない、計算ができないというビルダーさんだったら頼まない方がいいと思います。それとローコスト住宅。もはや2024基準の長期優良住宅や認定低炭素住宅・ZEH住宅に対応させようとすると、ローコストではできません。

補助金や住宅ローン減税も受けられませんし、一昔前の性能「その他の住宅」で建てる訳ですから冬寒くて夏暑い家なんてことになるでしょう。

ここで大事なお話しをします。資料含め、色々とご説明してきましたが、それぞれの認定基準の項目の中に、気密性能ってあったでしょうか?

高気密・高断熱が良い家の判断基準であるなら、省エネ性能の中に気密性能もあるべきではないでしょうか?毎年のように住宅の省エネ基準が決められて高性能を求められる中

気密性能に関しては最低基準すらないんですね

でも、僕は断熱基準が上がって行くのであればそれ以上に気密性能も担保されないといけないと思うのです。それはなぜなのか?気密性能が保たれないと、家が腐るからです。

気密というと、漢字にも空気の「気」が使われていますので「空気が漏れない=気密性能が良い」と思われると思いますが、真の目的・意味は違います。

断熱材の性能を上げる、という事は使う断熱材の熱抵抗値を上げる他に厚さを暑くする必要があります。そうすると、壁の中にもし湿気(水蒸気)が入ったっら抜けにくくなる。

気密性能が悪いと、断熱材の入ったその壁や天井・屋根に家の中の湿気が入り込み、露点と呼ばれる水になる位置に到達すると軸組や断熱材を濡らし、家を腐らせるのです。

水蒸気分子は、家の隙間から入っていくだけでなく、石膏ボードに貼ったクロスからも侵入しますので、気密性能は

防湿層によって保たれたもの

というのがとても重要です。本当は、家の断熱材の入った壁・天井・屋根ラインの水蒸気透過量を測りたいのですが、それを測る方法が空気漏量のよってでしか測定できないので、

今のところ気密測定結果を見て家が腐ることに対してバリアされた家かの判断材料になっています。

断熱性能・省エネルギー性能はあくまで設計値で良いので、建てる前の判断基準になりますが気密性能に関しては測定をしないとわかりません。

「ウチは高気密高断熱住宅ですと言っておきながら気密測定をしていないというのは」全く高気密に対する根拠がないのと一緒です。ラウレアホームは全棟引き渡し前に測定をしています。

気密測定値ですがC値で表され、別名「相当隙間面積」と言います。C値は低ければ低い程、気密性能が良いことになります。

高気密高断熱住宅の高気密って、値が「いくつ以下だったら良いの?」とよく聞かれますが、

C値=0.36cm2/m2

以下です。3.6ではありません。0.36です。

気密測定器で弾き出された数値を、その家の床面積で除した値がC値なので単位は0.36cm2/m2です。なぜこの数値なのか?これは家の外で風速30m以上の風が吹いた場合でも内部の空気がその影響を受けないというのが根拠になります。

それではお待たせしました。気密測定の模様はyoutubeショート動画でご覧ください

【動画・気密測定結果はいかに?

はい、いかがでしたでしょうか?

気密性能が0・1程度になりますとコーナーサッポロという精密気密測定器が「隙間が無さすぎて自動モードで測定ができないと」コンピューターで異常を検知しエラー停止をしてしまっています。

ラウレアホームの造る家は、毎回気密測定はこの状態です。今回、手動で測定し

なんとか0.16という数値が出ましたが、数値なしの測定不能という形で終わった物件も2件ありました。

YouTubeで公開できるのも、毎回これだけの性能を出せる技術力があるからです。

気密測定技術者さんのお話だと、気密性能の結果が悪いから良い数値に改ざんしてくれとか、まだエアコンの穴や換気扇の穴も空いていない時に測ろうとしたり、サッシに沢山テープを巻いて測ろうとしたり、インチキ測定させようとするプロも居るそうです。そんなの断るそうですが💦

僕も実は気密測定技術者の免許保持者ですが、自分で自分の物件を測定はしません。

それは第三者測定によって、信頼性を確実なものにする為です。

「C値なんて、そんな高気密にしたら息苦しい家になっちゃうよ」とか「中気密程度で良いんですよ」などと、本当にそんな事いう工務店・ビルダーが居ると聞いて驚きました。

湿気と水蒸気、腐朽菌と黒カビの関係について知っていたら絶対にそんな事を言えない筈です。家を建てる前に、正しい知識を手に入れましょう。

最後にもう一度だけ言います。高気密高断熱住宅の高気密に、現在基準がありません

腐らない家で建てたいならC値は最低でも0.36以下。気密性能は、貴方が住む家を測らないと分かりません。それと測るタイミングは工事が完了してお引き渡しの直前、一発勝負。

ビルダーさんから住宅の気密測定結果を書面で貰いましょう

気密測定機の限界を突破する超高気密性能の家。今週末、23(土)24(日)野木町JR野木駅近くで完成内覧会を開催します。まだ空きがございますので、興味がありましたら是非ご参加ください。

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