既存建物状況調査技術者(なぜか岩手県)

先日私、岩手県まで出張(講習と試験)に行って来ました。
電車に乗るのは実に2年ぶりくらいな気がします。
新型コロナワクチンの2回目接種も済ませ、感染者数も随分減って来ましたのでそろそろ県外移動も大丈夫かな?という判断です。
2年のブランクで環境が色々と変化しておりました。
先ず、スマホのアプリ「モバイルSuica」でグリーン券を購入し新幹線に乗るまで。
今やスマホがあればキャッシュレスで電車に乗ったりチケットを買える時代ですので、
そこは僕も乗り遅れていないのですが、今までのようにモバイルSuicaでグリーン券を購入し受け取り作業をしようと区間検索をしても

降りたい「盛岡駅」が出てこない。

色々検索してみると、割引もお得な「えきねっと」という別のスマホアプリでチケットを購入し、モバイルSuicaアプリに紐付けするという手順になったらしい。
えきねっとに新規登録して、クレジットカード情報を紐つけて出発3日前に購入。この購入情報をえきねっとからモバイルSuicaの個別番号に紐付けします。
えきねっとにはSuicaカードの個別番号は表示されましたが、肝心のモバイルSuicaには新幹線チケットがどこにも表示されていません。
で、当日。この状態で改札通れなくて予約した新幹線に乗れないと講習開始時間に間に合わなくなるので、
結構早めに駅に行きスマホをIC自動改札機にかざすと「シャリーン」と音がして無事通過できました。とりあえずここはクリアしたので、
次に盛岡駅からバスかタクシーに乗るとしてSuicaにチャージしようと試みるもエラーでできない。
ネットでググると、一度スマホの電源を落として再起動とかモバイルSuicaアプリを削除して再登録すれば直ると、
結構面倒くさい作業をやってみましたが、結果チャージできず。
後で知ったのですが、この日(10/5火)に全国一斉でモバイルSuicaとApple Payのサーバー不具合で、
朝から夕方までチャージできない現象が起こっていたとか。偶々そんな日に行っちゃったのね、というオチでした。

切符とモバイルSuicaの話はこれくらいにして。乗った新幹線は初体験の「はやぶさ」です。
宇都宮から仙台までは通常の「やまびこ」。仙台から盛岡まで爆速の「はやぶさ」で。速すぎて景色に目が付いていかない(笑)
2時間ちょっとで宇都宮駅から盛岡駅に行けるって凄いです。

盛岡駅から会場まで結局チャージできないSuicaを封印し、タクシーに乗って向かう事に。
そもそもそのタクシーでSuicaは使えなかった。

講習試験団体名は岩手県建築士事務所協会。なんでそんな所で受けたかというと、年内に受講できる会場がそこしかなかったからです。
とある資格をいただく為に受講したのですが、その資格名は

既存建物状況調査技術者

という名前でして、こちらは建築士事務所協会が試験講習団体となり指定講習を受講し最後に終了考査を受け合格すれば取得できます。
何に役に立つかと申しますと、主に中古住宅ですね。中古住宅を売買する時、既存建物の流通の促進に加え、建物の買い主(ここ重要です)の利益の保護を図るため
建物の構造耐力上主要な部分等の状況や雨漏りの有無を調査する事、これは宅建業者に対し義務ではないのですが、
取引をする際の重要事項説明書等にそれを「過去1年以内に実施したかどうか」を記載し交付する義務があります。
売り主さんからすると、余計な調査をされて何か見つかったら価格が下がる恐れがあるから嫌な調査かも知れません。
でも、買い主さん側からするとこの調査をしてあるとなれば購入の判断材料としても使えますし安心にも繋がります。
ちなみに、この建物状況調査にはこれに似たホームインスペクターという資格があります。
ホームインスペクターには特に受講資格というものはないのですが、既存建物状況調査技術者は建築士でないと受けられません。
宅地建物取引の際に交わされる媒介契約書や重要事項説明書に調査をしたかで記載できるのは既存建物状況調査技術者だけになります。
終了考査の結果は2ヶ月先で合格決まった訳じゃないですので、あくまで「受講して来ました」になりますが
問題になっている空き家の流通や中古市場の活性化にこの資格を活かすことができるようになればと思っています。
せっかくの初!岩手県。ですが、翌日もスケジュール詰まってますので日帰りです。
やっぱり新幹線「はやぶさ」は速かった
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