高気密化していくと音の問題が出る?
先日、宇都宮市で新築させていただいたS様のお引渡し式を行いました
完成見学会、本当は開催したかったですが連日20万人を超える全国のコロナ新規感染者数
お引越し一週間前に不特定多数の人を入れてしまうのはリスクが高いと思い
今回は見送る事にしました(これは私の判断です)
本当は沢山の人に見て貰いたかったです
完成見学会はありませんでしたが、動画と写真の撮影許可をいただいたので一日時間を貰って
カメラに収めてきました。編集作業が終わり次第、ラウレアホームyoutoube動画にアップしますので楽しみにしていてくださいね
さて、そのS様邸。気密測定結果ですが
C値=0.12。安定の0.1台です
家の気密性能が上がると、漏気による熱損失が減るだけでなく機械換気による換気が
ちゃんとできるようになります
え?気密性能悪いと換気できないの?となりますよね。はい、ダメなんです。
長期優良住宅、ZEHの認定、BELS評価の計算・・・
どれも家のUa値や断熱性能には基準があってそれをクリアしないと認定受けられませんが
そこに気密性能については何の基準も無いんですよね
でも、断熱性能以上に気密性能が大事だと考えるラウレアホーム
それは、気密の気の意味が違うからです。気密の気=空気の気ではありません
水蒸気の「気」なのです
壁体内結露をさせない為に、気密ラインでしっかりと防湿をする
その防湿がちゃんと取れているか計る方法が空気(漏気)測定しかないので気密測定をしているのです。33坪2階建ての家で全体隙間面積の大きさが名刺の約半分程度。手前味噌ですが凄い性能です。ですが、「でめでたしめでたし」にはなりません。
高気密化される空間は機械換気されていたとしても音が逃げ難くなるので音場としてはどんどん酷い状況になってきます。何も考えずに内装を仕上げて行くと耳がキンキンする環境に。
ですので、適正な位置に吸音材が必要です
高気密化と同時に「音場を整える」「デザインも大事」
家造りって本当に難しい。でもそれが上手く行くと、お客様から絶大な評価を頂く事ができます。
次の構造見学会は新築中のモデルハウス3。このブログでお話した内容も全てお話しします。
是非ご見学にいらしてくださいね。
有限会社 ラウレアホーム
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