ガウディ建築探訪2019サグラダファミリア編ー2

それではサグラダファミリア聖堂内部へ入ってみましょう
見学スタート時間9:00直後に入りましたので、人もまばらでステンドグラス越しに入る光が床に当たる様や
装飾のディティールもゆっくり見る事ができます

中に浮いたイエス様(信者でありませんがそう呼ばせていただきます)は生誕のファサードメインゲート右手に位置しており
大きなその吹き抜け空間を左手に回りイエス様と向き合った時に見える景色です
白に青・黄色といった様々な色のステンドグラスが表情豊かに光を演出し、聖堂内に射し込んでいます

神秘の森

と呼ばれるこの空間は樹木や木の枝に模した柱で遙か天空にある屋根を支えています
鉛直加重を支える構造力学に、どのようなアイデアを用いたのかは次のブログでお話しますが
吹き抜け中間階に水平方向への構造材が見当たらず、
このスペインカタルーニャ地区がいかに大きな地震に遭遇していないかが解ります
日本でこの構造ですと怖いです(^_^;

見上げますとヴォールトと呼ばれるカタルーニャの伝統的なエレメンツを取り入れたゴシック様式の天井が目に入ります
本当に森の中にいるような気持ちになってきます。
翼廊には大きなステンドグラス群が横に伸びていて、部屋の奥まで光が入るよう窓が設定されていました

聖堂1階は5つの身廊、身廊を区切る4本の列柱、聖壇を中心にした内陣、周歩廊、小聖堂で構成されており
受難・生誕のファサード近くからサブ塔へ上がるエレベーターが配置され、観光客はそのエレベーターで上がってから
聖堂に繋がる「らせん階段」で下に降りてきます
教会で最も重要とされる聖壇には十字架が下げられ、その傘にあたる部分に葡萄などフルーツも見えました


皆さん訪れた人もあまり気付かないのですが、礼拝堂はこの聖壇地下にあり小さな窓から見る事ができます
何時間でもここでガウディの世界に浸りたいのですがエレベエーターは時間厳守なので間に合うよう搭乗口へ向かいます
今回、乗るのは受難のファサード側です
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