21_21 DESIGN SIGHT【社長ブログ】
こんにちは。タイトルを見て分かる人は建築に詳しい方ですね。
先日のお休みに行ってきました。東京は六本木ヒルズにあります、建築家「安藤忠雄」さんが設計した展示ホール。「デザインを通じてさまざまなできごとやものごとについて考え、世界に向けて発信し、提案を行う場。デザイナーをはじめ、エンジニアや職人、企業、一般ユーザーなど、あらゆる人々が参加し、デザインについての理解と関心を育てていくことを目指しています。」がコンセプト
今回、僕が見たかったのは
「the Original」というデザイン展
北欧のモダンテイストな家具や、照明器具、キッチン小物等の「本物」が見られる展覧会。
ネットでこの展覧会を知りどうしても見ておきたくて六本木へ。
それにしてもお洒落な場所ですね。乃木坂駅から少し歩くとこの景色。
都会なのに緑や噴水があって憩いの場になっています。
一枚の布をモチーフにしてデザインされたという21-21Designsite
ここに来るのは2回目ですが入場前にワクワクします(^^)
エントランスから展示室へのアプローチこんな感じ(写真撮影OKです!)モルタルグレートーンの落ち着いたモダンな空間。
先ずはパンフレットを
「何がオリジナルかわからない時代が来た。真似、コピー、影響とかオマージュ。オリジナルでないものにさまざまな言い方がある。この中で積極的真似ではない言葉と現象が「影響」である。
影響は受けないわけにはいかない。避けられない。それくらいオリジナルに感動し引き込まれてしまうのである。これを意図的に避けて何かをDesignしようとしても、自然の発送とは異なる。影響は流行を生み増殖が早い。
そんななかにあって、なかなか真似できないオリジナルがある。オリジナリティが強すぎてそのかたちが2度と使えないのである。もちろんそのオリジナルはすこぶる良いもので、デザインという言葉が誕生した頃に、同じくして生み出されたものが多い。・・・中略・・・・おそらくオリジナルの良いデザインをあまり知らないのではないかと思う。それは勿体ないと思い、この展覧会を企画した。
オリジナルのすばらしさを感じてほしいのと、一緒に感動を分かち合いたいのだ。」
とが書かれています(長くてスミマセン)
でも、凄く良く分かります。特に日本の住宅って他国のマネはするけど近代建築において日本独自のオリジナルってあるのだろうか?と考えて見た時に全くと言って良い程ないように思うからです。
ドイツのローテンブルクの街並みのように、上から見れば赤い屋根で統一されて調和が取れてるとか本当に無いですからね。
突き抜けたデザインは真似ができない。でも先述のように本物に出逢う事で、影響を受けるのは間違いないと思うのです。
前置き長くなりますので、早速写真を紹介します。何度も言いますが写真撮影OKでした。
低めのベッドに高い天井から吊るされたペンダント照明達。普通、こんな位置まで吊り下げる事はありません。でも、この発想自体がもうデザインなんですよね。邪魔だと言ってしまえばそれまでですが、空間を楽しむ為の1道具として存在するならば全然アリな訳です。
バウハウスデザインのチェア。座ってみたい。きっと人間工学に基いて設計されたこの椅子は最高の座り心地とカッコよさを両立させているのだと思う。
デンマークで盛んだった木工事術を生かした置物。北欧家具で用いられる事の多いチーク材で造られた散歩するアヒルの親子。素材感も良いですね。
ワイヤーフレームを繋げて椅子にできるものなのですが繋げ方によっては・・・
色々と形に変化を持たせる事ができるようです。機能美ですね。
イタリア製ソファと照明器具。
いやぁカッコいいですね。モルタル色の淡いフロアにモザイクガラス柄のペンダント照明から発せられた光がガラステーブルを通して何とも言えない光と影を落としています。そこに、浮いてる卵型のチェア。
全部紹介すると書ききれないのでこの位にしておきますが、間違いなく刺激と影響を受けて来ました。
デザインジェネリック?で似てる!ではなく
本物のルイス・ポールセンは唯一無二の存在でした。
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